コンビニアイス≠ロイホパフェ(運命の終着点は高輪3-12-18) その②

「今日は何の日だ〜〜？」「ん、デ、デートの日？」「正解！」の瞬間、布団を剥がされ「起きた？起きた？私は起きるけど寝てて大丈夫だよ〜〜〜〜！」と高笑いをして朝からテンション最高潮の彼女に起こされ(即二度寝、やはりギリギリ時間オーバー、本当に時間にルーズにならない、今年の抱負、再掲)始まった1泊2日の小旅行をして来たのだ。今回は四国からぐるっと岡山を回ってきたのだが（彼女のライブ遠征に付いていっただけ、音楽の趣味はまるっきり違う。毎回地面に砕け散った彼女の破片がないかヒヤヒヤしてしまうし、身体中アザだらけになって帰ってくるとき、好きなことをちゃんと好きにやっていることに良い方向の感情になる、しかし、もし何かあったとき僕は鬼になるぞ、心配ではある≠思う存分砕け散ってくれ）ただただ、これまでのシンクロ率を更に研ぎ澄ますための2日間だったと思う。海鮮丼、あさりの酒蒸し、カキフライ、柚子シャーベット、かき揚げ丼、朝食バイキング（バイキングは最高だ、何が好きで、装うセンス、どれだけ食べれるか分かってしまう、好き嫌いせず満遍なく食べるところにちゃんと大切に育てられた美しさみたいなものを感じる。信用できる人間だと思わせてくれる。ちゃんと食べるは僕にとってはとても大事なことかもしれない、と気付く）、じゃこ天、中華そば、よもぎ餅、桜餅、回転寿司、パフェ・・・と食べる移動食べる移動を繰り返すだけだった。その道中で交わした会話が（数ヶ月前に出会ったとは思えない程の）密度で、言おうとしたことが返ってくるの繰り返し、例えば身体がバラバラになるネタがあるのだが、お互いすぐに相手をバラバラにしようとしてしまうなど。友達が3ヶ月前に言った「青木くんはメタモンだから大丈夫っしょ」という言葉が彼女にも当てはまるのでは？（メタモンとメタモンではタマゴが生まれない、未発見グループ、ソード＆シールドに向けて準備を始めました、カイオーガから始まる気象異常の回だけ何回も見てしまう）

2日目の晩、回転寿司から30分以内にロイホ（今回の旅のゴール）でパフェ（ストロベリー＆ショコラ）を食べているとき、これは大丈夫だな（ロイホのパフェは全感情を肯定してくれる、夜のファミレスはみんなの友達の家だ、誰かの家に集まって親がお菓子を出してくれるまでの下りをまたしたい、それはドラえもんの新しい映画を観たから。ここ最近の中では個人的トップ（南極カチコチと同等）、歳を重ねるたびに友情・家族・数々のひみつ道具がぐっときてしまう、来年も一緒に観る約束をした、今度彼女の家で”異説バッチ”を作るんだ〜〜〜！）と、ぺろっとたいらげ、底をコツコツとスプーンで叩くのを見て思った。向かい合って食べるごはんが、現実世界ではなかなかないので、好きな人が美味しそうにごはんを食べるところを毎食見れるって、旅行ってやべ〜〜〜〜〜〜！という感想でした。

ここ最近の嬉しかったポイント①：彼女の友達に紹介してもらえたことが地味に嬉しかった。ので、来月浜松・名古屋弾丸する。ので、たくさん会ってくれ！ちゃんとみんなに紹介したい！自慢しまくりたい！やっべっぞ、現物はやべえ。嬉しかったポイント②：ひな祭りを初めてちゃんとやったこと。お付き合いをしてからイベントというイベントを全通している。（これは日付に思い出を焼き付けておくことで存在を互いに忘れないようにするための一種の呪いのようなものだ。これは効力を知っている、とても大切）いちご大福手作りはすごかった、ちゃんとごはんを一緒に作ること、ちゃんと一緒に食べること、その日働かなかった方が食器を洗うこと、美味しい不味いを共有すること、パンパンのお腹で一緒にお風呂に入ること、苦しい...と言いながら爆睡すること。一食一緒に食べるだけで、どこかに出掛けるに負けないだけのデートがある。（それを知れたこと）嬉しかったポイント③：鍵の形状が似ていること＆実家の雰囲気が似ていること。小学生の時のうたばんで見たベッキーの携帯に憧れて、家の鍵をじゃらじゃらしてしまうのだが彼女の鍵も同じ現象が（付き合う前から）起こっている。（ガチャガチャコーナーを欠かさずチェックしてしまう行動パターンも同じで少し引く）実家の背景が同じなのできっとパラレルワールドのおれの実家。ここまでくると実はパラレルワールドの自分という設定かもしれない。少し引く。おまけ：家にあった感情の塊をすべて東京に住んでいるある人に送りつけた。ちゃんと7部が始まった。（この話は後日）

何はともあれ、来週末、彼女の実家に挨拶に行きます。どうなることやら。今おれは「娘さんを僕にください！」をしたいシーズンだ。生きる。

P.S.彼女の嫌いなもの「むらすゞめ」

結婚まで253日、結婚貯金¥140,000-。